第3回SDGs 全国子どもポスターコンクール ご報告(2)

 第3回SDGs 全国子どもポスターコンクールのポスター現物到着分の第一次選考・第二次選考が10月9日、事務局のある東京都国立市の東京女子体育大学でおこなわれました。大きな審査会場に審査員、スタッフ、同大学のボランティア学生が朝8時30分に集合し、応募作品約5000点の審査をはじめました。

 第一次選考の方法は、審査員がならぶ前をボランティア学生が作品を持って移動。審査員がそれぞれの視点で目の前に移動してくる作品を見て、通過作品を決定します。全員の審査員が通過とみなした作品が、予定を30分遅れて13時頃に決定しました。

 午後は、第二次選考です。一次選考を通過した作品をすべて机の上に並べて、審査員、スタッフ、ボランティア学生が、付箋を10枚ずつ持って、自分が本選に推薦したいと思う作品に貼り付けていきました(他の人が付箋をつけた作品にはつけない)。

 スタッフやボランティア学生までがどうして審査に加わるのかといった疑問があるでしょうが、それは、第一次選考で専門的な視点から厳粛に審査したあと、より多くの視点・一般的な視点を加えることで、多様な作品を本線に推薦したいと考えたためです。

 こうした選考をおこなった結果、小学生の部がおよそ200点、中学部が150点くらいが、10月30日にJICA地球広場でおこなわれる本選考にまわります。

 なお、WEB応募の作品は、パソコン上で選考されたものをプリントアウトし、本選考では現物作品とあわせて選考されることになります。

 もとより、前回の報告で「本選考へ進む作品の総数は、およそ1000を予定しています」と記しましたが、10月9日の選考で約350点に絞りこまれたため、本選に進む作品はWEBを合わせても予定の1000点よりもかなり少なくなる見込みです。

 最終的に入選者の発表は11月の中旬を予定しています。個人または学校に対し、メールまたはファックスでお知らせいたします。

 第1回、第2回は、コロナ禍にあって、表彰式ができませんでしたが、第3回の今年は、実施するよう計画を立てています。

 以上、謹んでご報告いたします。

SDGs全国子どもポスターコンクール

実行委員会

第一次選考
第二次選考

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